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トラブル例その2・個人情報漏洩事件 |
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個人情報の漏洩から大事件に
mixiは「身元が確かな人たちがネット上で交流を深める」というSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)です。他のネット上掲示板のように、発言者が誰なのかわからないという「匿名性」が低く、それだけに安心して交流できるようになっています。ところが、その匿名性の低さが原因で大事件が発生することもありました。
これは、「mixiから個人情報が漏洩した」ということではありません。あなたがプロフィールなどに記入しない限り、基本的にmixiから個人情報が漏れることはありません。この事件は、「mixiを利用して個人が特定された」という事件なのです。
ユーザーのPCから個人情報が漏洩
事の発端は、とあるユーザーが利用していたPCがスパイウェアに感染し、PCから様々な情報が漏れたことにあります。そのユーザーが勤める会社の重要な情報や、個人的な様々なデータがネット上に流出し、その内容が公開されてしまいました。そしてその流出したデータのなかに、mixiに関するデータも含まれていたのです。
流出したmixiの情報とは、パスワードなどではなく「mixi用」と名づけられたファイルだったようですが、とりあえず「mixiユーザーであること」が確認されてしまいました。そして運の悪いことに、そのユーザーはあまり見かけない珍しい名字で、ユーザー検索機能からそのユーザーのページが特定されてしまいました。
流出した情報のなかには、「あまりに人に見せられないような」プライベートな写真も含まれていました。そしてその写真に写っていたユーザーの彼女もまた、mixiユーザーでした。マイミク一覧から該当しそうなユーザーが探し出され、日記の内容などからその女性ユーザーもまた「さらし者」となってしまったのです。
あなたのプロフィールは大丈夫?
さて、前述したケースにおいて、個人情報流出からmixi上での特定にいたった理由は、そのユーザーがmixiに本名登録していたことが原因です。連鎖的に晒された女性ユーザーも、また本名登録をしていました。職業や勤務地なども、プロフィールや日記に書き込まれていたようです。仮名、偽名やニックネームのみの登録であれば、この事件は起こらなかった(PCからのファイル流出のみですんだ)といえます。
会員登録しなければ利用できない「閉じたサイト」であるmixiですが、800万人を越えるユーザーがいる以上、もはや「誰でも見れる」と考えた方がいいでしょう。知り合いにmixiユーザーがいなくとも、今やネット上のいたるところで「メール一本で紹介状送ります」といった書き込みを見つけることもできます。また作成し放題のフリーメールアドレスさえあればmixiに登録することが可能ですし、それを利用し複数のアカウントを持つユーザーも多数存在します(規約違反ですが確認する方法はないようです)。もはやmixiは「閉じられてはいない」のです。
偽名で登録しておけば、あなたの個人情報が漏れることもないでしょう。ただし、あなたの知人がmixi上であなたを探すことは困難となるでしょう。では、名前などの個人情報をどこまで登録するのが安全なのか?現状では「あなたと確認できる最低限の情報」に留めておくのが安全かもしれません。mixiの理念とはやや離れてしまうものの、ネット利用における自衛手段としては、仕方のないことと考えるべきでしょう。
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